飯坂温泉 共同浴場 @

川の西側

飯坂温泉は巨大な温泉街だ。高台から望むとそれがよくわかる。

 

約12年ぶりの訪問。駅舎が変わった。街に案内板ができている。

でも相変わらず寂れた温泉街なのは否めないです。

いちばんの変化は共同浴場の料金が100円→200円になったこと。

 

 

飯坂温泉では駅の横を流れる川とその西側が温泉街の雰囲気がある

飯坂温泉には9か所の共同浴場がある 飯坂温泉共同浴場マップ

 

波来湯 (はこ湯)

 

駅のすぐ北にある。ここだけは300円

建て替えで立派になった。

 

以前は通りから地下に降りていく様な造りで、個人的にはいちばん好きな共同浴場だったので変わってしまったのがちょっと残念。

 

川向かいにある切湯が昔の波来湯と同じ雰囲気を今も残している

 

 

↓以前の風呂屋の跡地   

 

 

鯖湖湯(さばこゆ)

 

昔の造りを材料までそのまま再現した風呂屋

熱い場合は自由に水を入れて良いという

観光客優先の共同浴場

 

 

 

 

 

 

飯坂温泉の人たちは皆親切だ。

ここの受付のおばちゃんもとても親切。

 

「入浴料高くなっちゃったの?」

「そうなのよねぇ、回数券があるんだけど12枚なのよ、

そんなにお風呂ないのにね」

脱衣所と浴室の仕切りがない
   

八幡湯

 
鯖湖湯以外の共同浴場は先に店で入浴券を買う。すべての共同浴場で券売機が設置された。

 

 

受付のおばちゃんの話

「飯坂温泉には22の源泉があって、それぞれの共同浴場で

お湯は違うんです。でも私には違いはわからないけどね」

おっしゃる通りです。

どこも60℃前後の単純泉で無色透明です。

 

 

ここのお湯は熱かった。入るとピリピリする

47℃くらいありそうだ。

地元民「鯖湖湯はぬるいよ」

 

番台のおばちゃん

「大門の湯は熱いのが好きな人たちが集まるからもっと熱いですよ」

 

飯坂温泉には床屋や美容院が多いような気がする。
八幡の湯の隣にもこんなレトロなお店が。

共同浴場の模様のマンホールがあちこちに
   

大門の湯

 
温泉街はずれの高台にある。風呂の前からは福島の市街地が見下ろせる。

脱衣所が広い。

熱いと聞いていたのでおそるおそる入るとそれほどでもない。

湯船の温度計は47.7℃となっているがそこまでの温度はない。

先客が入れた水の量で温度は変わってしまうからね。

 

地元民A

「本当はぬるいのに長く入るのが良いんだろうけど、熱いのに慣れちゃってるからね、ぬるいといつお湯から上がって良いのかわからない」

 

地元民B

「温泉街は寂れちゃってるな。地震とは関係ないよ、それ以前からだから。

建物があっても営業してないホテルもたくさんあるよ」

 

地元民C

「ここの温泉は本物のラドン泉です。他の温泉でラドン玉子って売っているのは偽物だよ」

 

ってことはこれぞ本物のラヂウム玉子って事ですね。

食べていないのでどんなものなのかは不明

 

 

 

 

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