松之山温泉 凌雲閣

 

松之山温泉の凌雲閣は温泉街に入る手前にある。

古い木造の宿だが非常に立派で館内はピカピカに磨かれていた。秘湯を守る会の宿。

お風呂は家族風呂と大浴場の2つがある。

宿の外観から古めかしいお風呂を期待していたが、意外と新しくタイル張りのきれいな風呂だった。

 

男女別の大浴場は松之山温泉ではいちばん大きいそうだが、

それほど大きくはないので、松之山温泉は小さなお風呂が多いということなのだろう。

 

 

凌雲閣のお湯は温泉街の源泉とは別で自家源泉の鏡の湯。

鏡の湯も84℃と熱い源泉で強烈な重油系のにおいがする。温泉街の鷹の湯より強烈だ。

 

しかし残念ながらお風呂は循環で塩素投入。

それでも湯口からは源泉が注がれていて、ひしゃくがあり飲めるようだ。

鷹の湯はしょっぱい塩泉だったが、こちらは非常にまずい。表現しようがないがとにかくまずい。

循環消毒の湯だが、それ以上に強烈な温泉だ。

 

←こちらは家族風呂

 

松之山新聞に諸国温泉効能鑑というのが載っていた。

江戸時代後期のものだが、日本三大薬湯の一つである松之山温泉だが、

番付は前頭の下の方になっている。

 

2007/4/21

 

凌雲閣HP