燕温泉 岩戸屋

今日は霧で視界が非常に悪い。しかも凍った雪の上に湿った雪が積もっている。

道路は9〜10%の急勾配で車は後輪駆動だし・・・

関温泉までは何とかやってきたけどどうしよう。

う〜ん、次の機会はいつになるかわからないから行ってみよう。

ってことで燕温泉にやってきました。

幸運なことに車には1台もすれ違わないでした。

ってこんな時にわざわざ上ってくる人いないです。

 

温泉街は雪と霧で真っ白。

スキー場もあるはずなんだけど閉鎖しちゃったの?

どこにあるかもわからない状態。

人なんて一人も見あたらない。

 

燕温泉には何度も来ている。 古くは高校登山でSが五右衛門風呂みたいな露天風呂に入ってたのを覚えている。

 

1990年頃、N君と赤倉の頂上から燕温泉までスキーで滑り降り、

この岩戸屋で風呂に入って、またここから6km下にある宿まで滑って帰った。 もうそんなことできないだろうなあ。

そうそうこれです。このお風呂です。

とにかく湯の華がいっぱいで気持ちよかった記憶がある。

お湯は透明だったと思っていたが、記憶違だったのか?

 

白濁した湯船からお湯が溢れまくってます。

 

源泉温度44℃  ph6.5  蒸発残留物1300mg/kg

自然湧出の湯です。

 

写真では伝わりにくいが、とにかく湯の華だらけのお湯です。

 

絶えず溢れるお湯は湯加減もちょうど良く何時間でも入っていたい。

 

観音湯の名前の通り、観音様がいます。

 

湯の成分でカランは黒く変色。

燕温泉共同源泉のようなので、お湯は他の宿も同じなのかもしれない。

内湯の湯船から露天風呂へ出られます。

お湯の入ってくる量が多いのか、露天でもさほどぬるくない。

お湯はどんどん外に溢れていました。

 

ただ景色は・・・

背の丈の倍ほどもある雪の壁に覆われていて

雪の蔵の風呂みたいでしたが、それはそれで気分良い。

   

脱衣所が畳敷きなのもうれしい。

 

このお風呂、私の好みベスト5に入ります。

ロビーはいろいろなものが飾ってある。

なんとなく無国籍物産陳列の北温泉を思い出す。